ノウハウ:薪ストーブの煙突そうじ

年に一度、薪ストーブの煙突そうじを自分でしています。

はじめの1-2回は業者の方にお願いしたのですが、自分でチャレンジしてみたいと思い、煙突そうじ用のブラシを買い、ネットなどで勉強し、この1-2年はだいぶ板についてきました。

ロッドを袋に入れ、それ以外の道具はバケツに入れて、2階のベランダからはしごを使い、屋根にあがります。

 

煙突の土台の部分に登り作業をします。

 

煙突の側面です。

屋根にのぼるとそよ風の感じられるとても気持ちの良い日でした。

 

えんとつを上から見下ろし、3つの蝶ネジを取り、しっかりポケットにしまいます。

ドライバーを使用しなくてもよいので、よく考えられているなと感じます。

 

蓋を取るとこのような感じです。

鳥よけの柵や煙突上部にびっしりと固化したタールやススがこびりついています。

 

ブラシや真鍮ブラシでしっかりと落とします。

屋根がよごれないよう極力煙突内に落としていきます。

 

チムニーブラシをロッドの先端につけ、煙突内に送っていきます。

煙突内で接続部がはずれないよう、私のロッドは時計回りに回転させながら送ったり抜いたりします。

 

この作業の時に、肩掛け付きの袋とS字フックが大活躍します。これらがないと一人での作業は、相当煩雑で危険なものになると思います。

袋は、キャプテンスタッグのキャンプ用折りたたみ机の袋です。

S字フックで重量を支えることで、左脇でロッドを抱えるだけ済みますので、とても重宝しています。

 

8本のロッドを継いで、ストーブ上部の部分に突き当たるまで送っていきます。その後、しっかり時計回転させながら抜いていきます。

ロッドをはずす際に、ペーパータオルでススを拭き取りながら、袋に収納します。手が真っ黒になるので、ゴム手袋も欠かせません。

 

薪ストーブに落としたススです。

後日、薪ストーブそうじをした際に撮影しましたが、1シーズンでこれだけの量がこびりつきます。

横幅が50cm程度ですのでそれなりの量です。

 

自分でメンテナンスする最大のメリットは、愛着が涌くことと、ちょっとした不具合時に自分ですぐに対処できることかなと思います。

秋もしくは来年は煙突同士や屋根との継ぎ目の劣化しかけたコーキングの塗り直しも必要かなと感じています。

一つ一つ楽しみながら学んでいきたいと思っています。

 

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